【バッファローレザーの特長・お手入れ方法とは?】


一口に牛革といっても、様々な種類があることをどれほどの人が知っているでしょうか?


オイルがたっぷり入った柔らかく手触りの良いバッファローの革はヨーロッパでは古くから高級品として親しまれています。

この記事では、バッファローレザー、水牛革の特長やお手入れ方法について、知ることができます。


【バッファローレザーとは?】

バッファロー、水牛

バッファローレザーとは、草原や沼地、河川などに生息する水牛の革のことを言います。

雄だと1トン前後、雌だと800㎏前後まで成長します。


バッファローレザーは、厚みがあり丈夫。

特に表面は、一般にしている革の中でダントツの強度を誇ります。オイルを豊富に含むレザーなので柔軟で肌触りが良く、経年変化しやすい革でもあります。

その表面は独特のシボ模様で唯一無二の表情です。そのシボがあることで表面に傷がつきにくいといった効果もあります。

水牛というくらいですから水にも強いですが、革としては他の革と同様に水に濡れた時にはできるだけ早く拭きとるようにしましょう。


バッファローレザーは、革製品として広く利用されているポピュラーな皮革で、革靴、革小物、レザーバッグ、革財布など多くの素材に利用されています。




バッファローというと、アメリカバイソンを連想する方もいると思いますが、革でバッファローと呼ぶ場合には水牛を指していますので注意が必要です。



【バッファローレザーの4つの特長とは?】



1.厚みがあり丈夫

バッファローレザーは、革の厚みがあり、表面の強度も大変強い革です。その強度は、牛革、羊革、山羊革よりはるかに強いです。適切にメンテナンスしていけば経年変化もあって、愛着をもって長く使えるでしょう。


2.美しいシボ模様

バッファローレザーには野生的な雰囲気の大きめのシボ模様があります。染色の過程で、レザーを細かく揺さぶりながら染め上げることで、凹凸部分に陰影がくっきりと出てたり、色むらが出たりします。その陰影や色むらがアンティーク感を醸し出し、非常に雰囲気のある革になります。


3.オイルを豊富に含み、水にも強い

バッファローレザーは、オイルを豊富に含み、柔軟性にも富んだ革です。オイルを豊富に含むため、一般的な革に比べると水にも強いです。ただし、バッファローレザーも水牛の革とは言え、革製品なので、耐水性に過信は禁物です。防水すれーを使用するのが良いでしょう。


4.経年変化


革製品の所有の醍醐味である経年変化、エイジング。深みのある色つやが使用に伴い現れます。植物タンニン鞣しで仕上げた革は、経年変化するので楽しいです。


クロム鞣しで仕上げた革は、経年変化しないので、使用に伴い変化していく様を楽しみたい方にはお勧めしません。一般に、安い革製品はクロム鞣しと思ってもらっていいです。



【バッファローレザーのお手入れ方法】

バッファローレザーは、丈夫で耐久性がある革です。お手入れが簡単な革です。

定期的なお手入れで、革の品質と美しさを保ちましょう。


1.日々のお手入れ

普段のお手入れはたまに乾いた柔らかい布で汚れやホコリを拭く程度で十分です。


力を入れてゴシゴシ擦るのではなく、優しくなでるように拭きましょう。大体の革製品と取り扱いは同じですね。もちろん馬毛や山羊毛ブラシでのブラッシングでも良いです。


汚れやほこりを拭いたり、ブラッシングするだけで、革の状態に違いが現れますので日々実践してみましょう。


ブラッシングで落ちる汚れもありますが、落とせないガンコな汚れもあります。

せっかくの持ち物の見た目も悪くなりますし、革のひび割れの原因にもなりますので、早めに取り除きましょう。


2.汚れが革のひび割れを起こす理由


革に手入れが必要なのは、時間の経過につれ、革が乾燥してくるためです。

革が乾燥すると、革のしなやかさが失われて固くなり、水や汚れのダメージを受けやすくなります。その結果、革の質を落としてしまうことになります。


それを防ぐ為に保湿クリームを塗るのですが、汚れが付いていると、うまく浸透しなくなります。同じクリームを塗るのですから、汚れを落とし、クリームの効果がしっかり発揮されるよう、汚れはすぐに落とすのが良いです。


3.バッファローレザーの汚れの落とし方


用意するものは、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、乳化クリーム、ワックスクリーム、そして乾いた布の6点。


下記手順に従って、定期的にメンテナンスができると良い革の状態を保ちつつ、美しい経年変化を楽しむ事が出来ます。


  1. 馬毛ブラシで、埃や汚れを落とす。

  2. 革用クリーナーを布に少量取り、汚れをやさしく取り除いていく

  3. 綺麗な布で、余分なクリーナーをふき取る

  4. 栄養を与える乳化クリームを綺麗な布で、薄く伸ばしていく

  5. 豚毛ブラシを使って全体を優しくブラッシングし、余分なクリームを取り除く

  6. ブラッシング後は、風通しの良い場所で一日ほど寝かせる(自然乾燥)

  7. 艶出し用のワックスクリームを乾いた布で、全体に薄く伸ばすように円を描きながら塗り込んでいく

  8. 豚毛ブラシで丁寧にブラッシングし、余分なクリームを取り除く

  9. 定期メンテナンス終了


4.水に濡れた時のお手入れ


バッファローレザーは、水に弱く加工方法によっては水シミになる可能性があります。

購入した際に防水スプレーを吹きかけておくと安心です。防水スプレーを使用しても、水にぬれた際にはすぐに拭き取りましょう。

防水スプレーはフッ素系のものを使います。そうすることで革の通気を邪魔しません。

一般に、革は熱に弱いです。濡れたからといってドライヤーで乾燥させたり、直射日光で乾燥させたりしないように注意しましょう。